カスタマイズできるPaaS

SaaSで使ったデータをPaaSでは再利用できないことが多い、という点も知っておいたほうがよいでしょう。とくにSaaSはA社、PaaSはB社を採用した、といった場合にはデータの共用・流用はまず不可能と考えてください。ただ、SaaSとPaaSを同じ会社で扱っている場合は、SaaSがPaaSのプラットホーム上に載っていることが多いので、いったんSaaSのほうにデータを入れておけば、PaaSでそのデータを再利用できます。その辺も含め、自社では「犬・猫」の区別でいいのか、もっと深い階層まで必要なのかを確かめた上で、発注するAI企業に確認を取っておくことをお薦めします。SaaS、PaaS、IaaSについては月額料金制を取っている企業がほとんどです(ハード料金は別)。ですから、SaaSの利用企業は、その料金でアプリケーションの使用料からクラウドのコスト負担まで、すべてを賄っていることになります。SaaS製品は、一般的な業務に合わせてつくられているので、一般的に米国の企業はSaaSをうまく使って、業務プロセスをシステムに合わせ込むことが得意です。ところが、日本企業はAIに限らず、IT導入に際して自社の業務プロセスに合わせたカスタマイズを好む傾向があります。そうなるとPaaSを使うか、カスタマイズの効くSaaSを探して使うことになります。

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